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ライター初心者が初案件を取る方法とは?クライアントに伝える3つのこと

ライター初心者で最初の壁は、初案件を受注することではないでしょうか。

折角、準備をして始めたとしても、仕事がなければ、開店休業です。

「どのようにしたら案件を取れるようになるか」分からなくて困っている方もいらっしゃるかも知れません。

私も最初は全く案件が取れず、辛い日々を過ごしていました。

しかし、案件を取ってからは、継続案件も増え、副業としても収入を得ることが出来るようになりました。

今回は、ライター初心者の「初案件を取る方法」と「クライアントに伝えるべき3つのこと」について解説していきます。

現在ライターを始めてみたけれど「実績がなくて案件が取れない」方にとっては、お役に立てる内容になっています。

私の失敗や成功を含め、お伝えしていきます。

目次

クライアントは「提案文」で採用を決める

まず、ライター初心者であれば、クラウドソーシングに登録することは必須になります。

なぜなら、ライターとして案件を受注することが困難だからです。

前職で記事関連の繋がりがあれば別ですが、ほとんどの方は、繋がりがないと思います。

もちろん私も、本業とは全く無縁でしたので、1から作っていくことになります。

クライアント向けに提案文も沢山書き、応募しましたが、最初は全く返信がない状態でした。

採用されて分かったことですが、「クライアントの採用したくなる気持ち」を当初考えていませんでした。

例えば、あるクライアントがライターを募集していたとします。そこに初心者ライターのAさん・Bさんが提案したとします。

あなたがクライントの立場なら、Aさん・Bさんどちらを採用しますか。

【Aさん】

はじめまして。Aと申します。

記事内容を文面で拝見させて頂き、お役に立てる案件だと思いましたので、今回、応募させて頂きます。

よろしくお願い致します。

【Bさん】

はじめまして。Bと申します。

今回、記事内容を確認させて頂きました。

都道府県の時事ネタなどを織り込んだOOに関してのコラムでしたので、読者から共感できる記事を書くことで、サイトの発展にお役に立ちたいと思い応募させて頂きました。

今回、是非テストライティングを受けさせて頂きたいです。もし記事を見て良ければ、ご継続させて下さい。

お手数おかけしますが、ご検討お願いいたします。

ちなみに両方とも、私が実際に提出した提案文の序文です。

結果は、Aは返信なし、Bは連絡が来て採用されました。

あなたがクライアントであったとしても、Bを選んでいませんでしたか?

それはどうしてでしょうか。

「クライアントにとって採用することのメリットが大きい」からです。

クライアントは、お金を払って記事を書いてもらうわけですから、出来れば「やる気のある、読者に寄り添った記事を書ける人に頼みたいのが本音」です。

あるクライアントさんにどうして私を採用したのか、聞いたことがあります。

「提案文が明確で、こちらの意図も踏まえて執筆してもらえる書き方をしていたから」だと仰っていました。

もちろん直接お会いしているわけではないですし、web上での繋がりかもしれません。

だからこそ、提案文でしか判断が出来ないわけです。

「提案文は自分自身をアピールする場である」ことを認識しておく必要があります。

提案文はクライアントに対するメリットを表現する

クライアントとしては、ライターを雇うことによって、サイトの評判が上がる有益な記事が欲しいと思っています。

そのため、実績がある人を取りたいと思っています。



しかし、実績がないからといって「やっぱり自分はダメかもしれない」と悲観することはありません。

どんな人でも最初は実績がありません。だからこそ「提案文で何をアピールするか」になります。

提案文は、クライアントで記事を書く前に見せる文章です。その辺を踏まえて書くことが大事です。

それでは、具体的にどのように提案文を書いたらよいか、ポイントを3つお伝えしていきます。

ポイント1:質問事項が不足なく書かれていること

案外、やってしまうこととして、クライアントの質問にしっかり答えていないことがあります。

どうして採用されないのか。クライアントが求めているルールに沿って書けないと判断されるからです。

例えば、質問したのに答えが的外れだったり、答えてくれない人がいた場合、あなたならどのような対処をするでしょうか。

もちろん、しっかり対応してくれないというレッテルを貼ってしまうのでしょう。

クライアントも同様です。文字でのやり取りとはいえ、向き合って話をしている時と変わりません。

実際に会って話が出来ているなら、外見や表情の視覚や話し方でどのような人であるか、判断基準があります。


しかし、ライターの案件は、文字だけで判断されます。

そのことを考えると、質問事項の回答が出来ていないことは大きな減点です。

最低限のこととして、チェックすることは当然になります。

最終確認することは、今後記事を作成していく上で、校正することにも繋がります。

ポイント2:提案文の構成が読みやすく書かれていること

提案文に色々なご自身の想いを書くことは重要ですが、構成はしっかりさせることです。

なぜなら、クライアントにとって提案文は、記事構成がどのように書かれているかチェック出来るからです。

構成については、様々なライターさんが活躍しているので、書き方も異なりますが、共通のポイントがあります。

それは「読みやすい構成になっていること」です。

クライアントによっては、募集すると100件を超える募集も来るわけです。

全てに目を通すのは大変ですし、読んでいて分からない提案文は、採用にはならないのが分かりますよね。

そこで、クラウドソーシングで実績件数の高いライターから読んで、採用することも充分有り得ます。

実際採用されている人を見ると、実績100件以上が採用されていますから。

しかし、実績がないと読まれないのか。

そんなことはありません。読んでもらうように構成すればいいだけです。

以下、読まれるように構成した提案文のサンプルです。

ちなみに、私はこれで初案件が取れました。参考にしてみて下さい。

提案文 一例

OO様

はじめまして。△△と申します。

今回、OO様の内容を確認させて頂きました。

OOOに関する記事とのことですので、OOについて読者に寄り添う記事を提供することで、OO様に貢献させて頂きたいと思い、応募させて頂きました。

可能であれば、テストライティングを受けさせて頂ければ幸いです。
記事を見て頂き、良ければ継続させて下さい。

私は、迅速丁寧に執筆することをモットーに取り組んでおります。

ご検討よろしくお願いいたします。

以下、質問事項の回答になります。
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1、簡単な自己紹介

△△と申します。現在、教育関連の仕事をしながら、副業でライターをしております。

得意なジャンルは、人材育成・自動車・不動産・朗読シナリオ・インテリア・スクールLPなど多岐に渡ります。それ以外のジャンルについてもリサーチしながら書くことは得意です。

長く教育関連の仕事をしておりますので、保護者やお子様たちに寄り添うことで信頼を獲得させて頂いています。
この経験が記事作成にも活かせており、私の強みになっています。

2、月の執筆可能本数
記事の内容にもよりますが、週2本、月8本は可能です。
OO様のご要望があれば、更に本数を増やすことも調整して可能ですので、お伝え下さい。

3、今まで執筆した実績の記事
執筆した記事につきましては、著作権の問題でクライアント様から許可を頂いておりません。
そのため、私が作成したサンプル記事とブログ記事を添付させて頂きます。ご確認下さい。

4、連絡はしっかり取れるのか
連絡に関しては、適時見させて頂き、不明な点などについてはすぐにご相談させて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までお読み頂きありがとうございます。ご検討よろしくお願いいたします。

どうでしょうか。

ご自身の提案書を見ながら、クライアントの気持ちに寄り添った読みやすい提案文を心がけましょう。

ポイント3:意気込みが伝えられていること

実績があれば、それを中心に提案文に盛り込むことも可能です。

しかし、実績がなければ書くことが出来ません。では、どうすれば太刀打ち出来るのか。

あなたの意気込みを伝えることです
前向きに執筆することをアピールすれば良いのです。

それしかアピールポイントがなければ、入れ込むことです。

例えばこんな文章を盛り込むと、私は受注率がアップしました。

  • 迅速丁寧な記事作成を行っています。
  • 今回テストライティングを受けさせて頂きたいです。もし記事を見て頂いてOO様にお役に立てる内容であれば、継続して頂きたいです。
  • ご連絡に関しては迅速にご返信させて頂きます。
  • 公開できる記事は著作権の問題で出来ませんが、ブログやサンプル記事がありますので添付致します。

受注の実績がなかったとしても、自分の得意分野のサンプル記事を執筆しておくと、受注率は上がります。


私は、記事用のブログを開設して、小説の書き方の記事を作成しました。

拙い文章ですが、これで案件獲得に繋がったこともあります。

どうでしょうか。これなら出来そうだと思いませんか。

あなたが、体験したことや知見のあることなら、構成をしっかりさせて執筆することも可能です。

ブログを開設するのが厳しければ、Googleドキュメントで作成してサンプルにするのも、ご自身のアピールに繋がります。


「意気込みがあって、このような記事が書けます」と、クライアントに理解して貰えることがポイントです。

「採用されないのは当然!」と割り切る勇気

前提条件として知っておいて欲しいのですが「採用されないことは当然だ」と割り切りましょう。なぜなら、初心者ライターは実績では判断されないからです。

私はクラウドワークスで13件、ランサーズで17件応募して、やっと案件を受注出来ました。

30件も不採用でした。そこで私は、試行錯誤しながら改善をしていきました。

これをやったら確実に採用されることはないです。キャリアのあるライターさんでも同様です。

個々の案件よっても違いますし、クライアントが望んでいる考えに一致しないこともあるからです。



しかし、それだけ提案文を書くことで、身につくこともあります。

提案文を多く書くことで「うまくいくフレーズ」「文章構成」も、自分自身の文章に活きることが可能です。

ですから、通らないのは当然であることを認識した上で、採用されたら全力でその記事に取り組むことが、次に繋がります。

こういった小さな成功体験が、あなたを変えていきます。私も正直「もう無理かも」と思ったことはいっぱいあります。

しかし、提案を継続し続けることしか、打開策はありません。

まとめ

今回はライター初心者の初案件を取る方法としてクライアントに伝える3つのことについてお伝えしてきました。

初心者ライターがクライアントに伝えるポイントは以下の通りです。

  • 質問事項は不足なく書かれていること
  • 提案文の構成が読みやすく書かれていること
  • 意気込みが伝えられていること
  • 採用されないのは当然と割り切り、提案し続けること


私は、ライターを始めて良かったと日々感じています。

確かに納期前は大変で、本業もやりつつの執筆で時間に追われることもあります。

しかし、続けられているのは「書くことが楽しいから」です。

あなたがその志を持って、採用されないから諦めてしまうのは、もったいないです。

この記事を読んで、少しでも気が楽になってもらえたり、採用される方が増えて頂ければ幸いです。

一緒に今を楽しみましょう。

あなたの未来に幸あることを祈っています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

本業をしながら副業ライターをしています。執筆ジャンルは、自動車・不動産・ビジネス・恋愛・葬儀・朗読シナリオ・人材関係の記事を執筆しています。小説も執筆。記事添削もクライアントさんに依頼されて実施中。趣味はサッカー観戦・旅行・読書・料理・ギターを弾く・人間観察。

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